福井市議会 2020-06-09 06月09日-03号
さらに,国の支援策としまして,今後,文化団体や芸術家が地域に出向いて公演や展示を行うアートキャラバンの開催や,学校一斉休業で中止せざるを得なかった鑑賞教室の実施などにより,子どもの文化芸術の体験機会が拡充され,アーティスト等にとっても活躍の場が創出されることになります。これらにつきましても積極的に情報提供を行ってまいります。
さらに,国の支援策としまして,今後,文化団体や芸術家が地域に出向いて公演や展示を行うアートキャラバンの開催や,学校一斉休業で中止せざるを得なかった鑑賞教室の実施などにより,子どもの文化芸術の体験機会が拡充され,アーティスト等にとっても活躍の場が創出されることになります。これらにつきましても積極的に情報提供を行ってまいります。
そういった意味で,今まで実施してきた演劇や能の芸術鑑賞教室の果たしてきた役割は大きいと言えます。今後,すぐれた舞台芸術や伝統文化に直接触れる機会としての芸術鑑賞教室などをどのように進めていくのかお伺いいたします。 これまでの教育予算の年度ごとの推移状況を見ると,学校建設や耐震工事,エアコン設置等ハード面の予算を除くと,健全財政計画の課題のもと徐々に縮小しているように感じられます。
次に,教育費中,鑑賞教室事業について委員から,予算が前年と比較して半額となっている理由について問いがあり,理事者から,小学校での演劇教室を廃止したためであり,その理由としては,文化庁や県などで同様の事業を行っており,各校の判断でこれらの事業を活用することが望ましいことが挙げられるとの答弁がありました。
続きまして,鑑賞教室事業の意義や成果に対する考えと事業の充実についてお答えいたします。 これまで実施してまいりました鑑賞教室事業によって,市内の幼稚園,小・中学校の子供たちが演劇や能楽に触れる機会を確保してきたことには大きな意義と成果があったと考えております。そして,子供たちの感性や豊かな心を育成するために,演劇に限らず,幅広く本物の文化,芸術に触れることは大切なことと考えております。
一流の舞台芸術を鑑賞する機会を継続的に提供することでは、小学生を対象に毎年、文化会館で演劇鑑賞教室を開催しております。また中学生を対象にクラシックコンサートを19年、20年度に開催し、本年も開催予定をしております。
また,情操教育の一環としましては,鑑賞教室事業を通しまして子供たちに本格的な演劇,古典芸能などに触れる機会を設けるほか,連合音楽会や国際交流作品展なども開催してきました。道徳性や情操は学校だけではなく家庭や地域社会における教育力によってはぐくまれるものであり,学校・家庭・地域の連携,協力が不可欠であり,今後とも三者が一体となった取り組みを進めていくことが重要と考えております。
次に,本物の文化芸術に触れる機会につきましては,幼稚園,保育園,また小学校におきましては演劇鑑賞教室,そして中学校では能楽鑑賞教室を市としては実施しております。 また,小・中学生が一堂に会します連合音楽会は,自分たちの音楽を聞き合うわけですけれども,それだけでなくプロによる音楽演奏また器楽,太鼓等の演奏を鑑賞して本物に触れる機会をつくっております。
2点目の,子供の文化体験プログラムの推進についてでございますが,現在,幼児や小学校の演劇鑑賞教室,中学校の狂言教室及び連合音楽会における福井県芸術鑑賞等がございます。美術館や自然史博物館などの文化施設におきましては,子供アトリエ,ジュニア自然教室,民俗体験学習など,子供を対象としたいろいろな文化体験事業を実施いたしております。
また学校鑑賞教室事業に関して委員から,中学2年生を対象にした狂言の鑑賞は現在の方法では一部の生徒しか鑑賞できないが,新年度予算の中でその対応策を講じているのかとの問いがあり,理事者から,平成11年から中学2年生を対象に狂言を鑑賞してもらっているが,市内20の中学校を3年で一回りするスケジュールのため,鑑賞できずに卒業する生徒の方が多いのが現状である。